- 私の一生は10~15年くらいしかありません。
ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることが辛いのです。
私のことを買う(飼う)前にどうかそのことを考えて下さい。 - 「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで私に、時間を与えて下さい。
- 私を信頼して下さい・・・それだけで私は幸せなのです。
- 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。
でも・・・私にはあなただけしかいないのです。 - 時には私にいっぱい話しかけて!!たとえあなたの言葉を理解できなくても、
私に話しかけているあなたの声で理解しているんです。 - あなたがどれほど私を扱っても私がそれを忘れないだろうということに気づいて下さい。
- 私を叩く前に思い出して! 私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯が
あるけれど、私はあなたを噛まないように決めている事を。 - 言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に私がそうなる原因に何かないかと
あなた自身に問いかけてみて下さい。
適切な食餌をあげなかったのでは?日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのかも?
心臓が年を取るにつれて弱ってはいないだろうか?・・・ - 私が年をとってもお願いだから、どうか世話をして下さい。
あなたも私と同じように年を取るのですから。 - 最後の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい。「見ているのが辛いから」とか、
「私の居ないところで逝かせて」なんて言わないで欲しいのです。
あなたが側にいてくれるだけで、私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。
そして・・・どうか忘れないで下さい。ずっと・・・わたしがあなたを愛していることを。
ずっとこの気持ちを忘れないで大切に育てて頂けたら幸いです。
この仔の事を宜しくお願い致します。
さくらの家犬舎
山崎 美津枝